【Blender】Auto-Rig Proの使い方

目次

この記事の目的

AutoRigProの使い方を毎回忘れるので忘れても大丈夫なようにメモ

Auto-Rig Proのドキュメント

 

ボーンの追加(スマートモード)

3Dビュー上でNキーを押してサイドパネルを出し「ARP」タブを選択する。そこから「Auto-Rig Pro:Smart」タブを展開して、オブジェクトモードでスキニングしたいオブジェクトを選択した状態で「Get Selected Objects」を選択する。その後の選択では「Full Body」を選択する。

 

サイドパネルの表示が変わるので「Add Neck」を選択する。

 

緑の球状のマーカーが現れるので首に配置する、マーカーの移動は通常のオブジェクト移動と同じ操作で可能で、この操作を「顎」「肩」「手首」「股間」「足首」に行う。ここで設定したマーカーはボーンの生成に行うもので、生成したボーンを後から調整できるので大体でよい。

さらにサイドパネルにオプションがあるので必要があれば設定する。

Fingers

指のボーンを生成する場合チェックを入れ、下のボックスで指の本数を指定する。

Voxel Precision/Finger Thickness

指の検出精度と指の太さ。通常はいじる必要はないが、指の検出がうまくいかない場合は調整する。

 

Spine

背骨の設定。

Spine Count

背骨の本数、VRMおよびVRChat用であればHip、Spine、Chest、(Upper Chest)で3~4本にする。

 

その他

鎖骨のタイプや首のボーン数、手足のツイストボーンの数の設定。特にいじる必要はない。

 

設定を確認したら「Go!」ボタンを押すとボーンが生成される。

 

ボーンの追加(手動)

スマートモードを使わない場合は「Auto-Rig Pro」タブ内の「Add Armature」セレクトボックスから追加したい種類のボーンを選択する。

 

これでリグを含めたボーン一式が追加されるが、モデルとサイズが合っていないので後述するボーンのエディットで調整する必要がある。基本的にはスマートモードを使ったほうが良いだろう。

 

リグの生成

スマートモードで生成されたアーマチュアオブジェクトを選択した状態で「Match to Rig」を選択するとリグが生成される。

 

ダイアログが出る場合があるが気にせずOKにする。意味は分からない。

 

OKするとリグが生成されポーズモードになるが、この時点ではまだリグを動かしてもメッシュは動かないのでバインドする必要がある。

 

バインド

ウェイトをつけたいメッシュをすべて選択して、最後にリグを選択してから「Bind」を選択することでメッシュに自動的にウェイトが割り当てられ動かせるようになる。

この時あらかじめウェイトを割り当てたい頂点やボーンを選択して「Selected Bones/Verticles Only」チェックを入れておくことで特定の頂点、ボーンにのみ対象にすることができる。

 

ボーンのエディット

ボーンを編集するには生成したリグを選択した状態で「Edit Reference Bones」を選択する。

 

「Edit Reference Bones」を選択すると編集モードに入りボーンコレクションの「Reference」が表示された状態になる。これらのボーン自体にはウェイトは割り振られず、リグや変形用ボーンを生成するためのベースのボーンとなる。

リグの再生成

ボーンの編集をしたら「Match to Rig」でリグの再生成をすること。

 

Add Limb

Add Limbのメニューからあらかじめ定義されたボーンを追加することができる。これで追加したボーンには専用のリグが追加される。

 

カスタムボーンの追加

髪の毛や小物、アクセサリー用のボーンを追加するためにはボーンコレクションの「Deforms」コレクションにあるボーンの子ボーンとして追加する(親にしたいボーンからEで生やす)

ただし、ボーンを追加しただけではエクスポートされないのでボーンを選択して「Auto-Rig Pro:Export」内にある「Set Custom Bones」をクリックする。

こうすることでカスタムプロパティに「cc」プロパティが追加されエクスポートさえるようになる。この方法以外にもボーン名の先頭に「cc_」とつけることでもエクスポートできるようになる。

   

Mixamoリターゲット

Mixamoにログインして好みのモーションを選んだら右上の「DOWNLOAD」を押す。

ダウンロードダイアログが出るのでフォーマットはFBX、SkinはWithout Skin、Frames per Secondは任意の値、Keyframe Reductionはnoneを選びDWONLOADボタンを押すとFBXファイルがダウンロードできるので任意の場所に保存する。

 

FBXファイルをインポートしたら「Auto-Rig Pro:Remap」を開き、「Source Armature」にMixamoからダウンロードしたアーマチュア、Target Armatureに生成したリグを指定する。

アーマチュアを選択すると、Source BonesとTarget Bonesの対応一覧が表示される。MixamoからダウンロードしたFBXならいい感じに対応させてくれる。

リターゲットするにはリストからmixamo側のHipsのボーンを選択し、「Set as Root」のチェックを入れたのちに「Re-Target」ボタンを押す。

これでアニメーションが再生される。

 

mocopiでは動かせなかった

Bind設定をいろいろ試してみたが接続しても思うように動かない。mocopiで動かすためには一度エクスポートしてからFBXを再インポートするしかなさそう。

 

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