格ゲー初心者のためのGVBSR対戦入門 「遅らせグラップ」で打撃と投げを両対応
目次
はじめに
おはようございます。
「格ゲー初心者のためのGVBSR対戦入門」では格闘ゲーム初心者が「グランブルーファンタジーバーサス ライジング」(以下GBVSR)で格闘ゲームの基本や対人戦での基本を習得できることを目的として作成されています。
今回は「遅らせグラップ」というテクニックについて紹介します。
遅らせグラップは慣れるまで少し難しいですが、習得することで打撃と投げの2択に対しての防御力が飛躍的に上昇するので練習する価値はあるテクニックだと思います。
遅らせグラップとは
遅らせグラップとは、こちらの起き上がりやダッシュ弱攻撃をガードした後など、投げを仕掛けられそうなときに、少し遅らせて投げ抜けを入力することで相手の暴れ潰しの打撃技と投げの両方を防御するというテクニックです。
遅らせグラップのやり方
遅らせグラップのやり方、と言っても特別なことをするわけではなく、起き上がり時や近距離弱攻撃ガード後などにガードをしながら相手の打撃が来るタイミングよりも少し遅らせて投げ抜け入力をするだけです。
攻撃ボタンによる遅らせグラップ
GBVSRでは投げ入力以外にも、攻撃ボタンを押しただけでも投げ抜けをすることが出来、こちらでも遅らせグラップをすることが出来ます。
投げ入力で行う投げ抜けとは違い、こちらは少しのダメージと不利フレームを背負います。
遅らせグラップの理屈の解説
何故遅らせグラップで打撃と投げの両方を防げるか、近距離弱攻撃ガード後に投げが来た場合と打撃が来た場合を例にした図を用いて説明します。
上の図は相手が弱攻撃の後に最速で投げに来た時のフレーム状況を図にしたもので、図の見方としてはマス目の横1つが1フレームとして、それぞれの色は黄色がガード硬直、薄緑が投げ無敵の時間、濃い緑が投げ抜け猶予フレーム、青が攻撃発生までのフレームで、赤が攻撃発生するタイミングとなります。
上の図では攻撃側が近距離弱攻撃をガードさせて4フレーム有利取ったタイミングを1フレーム目としています。この時防御側はまだガード硬直中なので5フレーム目まで動くことが出来ません。
攻撃側が最速で投げに行こうとした場合、GBVSRでは攻撃をガードした後は6フレームの間投げに対して無敵になる仕様があるため、防御側のガード硬直が終わってから7フレーム目(上の図の赤いマスのタイミング)で投げる必要があります。
ここから防御側が投げ抜けをするには投げられてから16Fまでに投げ抜けを入力すればよいため(海外Wiki情報)、最速で投げられることを想定した場合ガードしてから大体7~25フレームの間に投げ抜けを入力すればよいということになります。
次は、攻撃側が近距離弱攻撃をガードさせて4F有利取った後に暴れ潰しとして近距離中攻撃を出してくるケースです。
相手が暴れ潰しの攻撃をしてきた場合、先ほどの例で投げが来るタイミング(11フレーム目)では防御側はガード硬直中になっています。
上記二つの例を並べた図がこちらです。緑の投げ抜け猶予フレーム(図の11~25フレーム)のタイミングで投げ抜けを入力することで、相手が投げを選択した場合は投げ抜けをすることが出来て、打撃を選択された場合はガード硬直中のため何も起きないというわけです。
遅らせグラップの練習方法
それでは実際に遅らせグラップの練習をしてみましょう。
相手キャラはだれでも良いですが、歩きが早めのグラン、ジータ辺りにするとよいでしょう。
次に「ポジションリセット設定」で「開始距離」を密着にします。
最後に「相手の設定」の「ガード設定」を全てガードにします。
設定が完了したらポジションリセットをして相手に「近距離弱攻撃>投げ」をレコーディングさせます。近距離弱攻撃をガードさせた後は投げ間合い外になるので一瞬歩いてから投げましょう。
レコーディングが出来たら「相手の設定」から「レコーディング設定」を開き「記録スロット」をスロット2にして、「再生方法」をランダムにしましょう。
記録スロットを変更したら今度は「近距離弱攻撃>近距離中攻撃」をレコーディングします、こちらは歩かなくても大丈夫ですが、中攻撃の入力が早すぎるとトリプルアタックになってしまうので注意しましょう。
2つ目のレコーディングが完了したら準備完了です。
後は実際に再生して、最初の近距離弱攻撃をしゃがみガードでガードした後に、少し遅らせてから投げ抜け入力をします。
投げ抜けの入力が早すぎると弱攻撃の後の中攻撃に当たってしまい、遅すぎると投げられてしまうので何度も繰り返してどちらも防げるタイミングをつかみましょう。
おわりに
いかがでしたか。
遅らせグラップを使用することで打撃と投げの二択に対する防御力はあがりますが、それでは相手が遅らせグラップを使用している場合はどうすればよいか?それについては次回紹介する予定です。