VRChat用モデル製作記録 4 ボーン編

こんにちは、私です。

前回まででモデリングは大体終わったので今回からリギングをしていきます。こちらが前回までに作成したモデル

VRChatで動かせるモデルを作るためにはUnityのHumanoid仕様に沿ったボーン構造をしている必要があるらしいのですが、

UnityのHumanoid仕様って何だ!?

と、なりました。

どうやら規定の階層構造と名前を持ったボーンを作成すれば良いらしいのですが、BlenderのAddonにある「Rigify」と言うものを使うと簡単に用意できると聞いたので早速使って見ました

何だこれ

思っていたのよりもかなりごついんですけど???顔のボーンとかあるし

さすがにこれを使うのはウェイトペイントで地獄を見そうなので他の手段を探していたところ、 VRChatWiki でHumanoid対応ボーンの配布リンクを見つけました。ありがとうやぐらさん。

ベースとなるボーンを入手できたので作成したモデルに合わせてサイズ調整します、が、ここで疑問が一つ湧いてきました。

どこからどこまでが「胸、腰、尻」なんだ?

このボーン、胴体の部分が「chest,spine,hip」の3つに別れているのですが、 腕や脚のような間接がある部位とは違って胸や腰には明確な区切りがないので、 どうボーンを配置すれば良いのか少し悩みました。 とりあえず「胸:2、腰:1、尻:1」の比率で配置したけど今のところ問題無さそうです。

次に引っ掛かったのは手のボーンで、 「なんか間接が多い」んです。 人差し指のボーンが4本あるので何だこれ、 と思っていたら、どうやらVRChatWikiによると1本は外に出すみたいです。出すんかい!!

画像、VRChatWikiより

あと、指のボーンを曲げたとき、曲がりすぎると思っていたら、 指の根本と先端でウェイトを重複して塗ってしまいウェイト値が100%を越えていたためでしたので ツールシェルフから「自動正規化」のチェックをいれます。 こうすることで、各ボーンのウェイト値の合計が100を越えないようになります。



今回はここまで このあともウェイトの塗り忘れやら色々あったのですが本当の地獄はこのあとだった・・・

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