VRChat用モデル製作記録 3 モデリング後編

こんにちは、私です。 3行でまとめました。

  • 髪型はシンプルな形状の方が楽
  • 髪の毛やスカートなど、裏側が見えそうなものは面を張っておくこと
  • みんな袖無し服着てる・・・

以上です、以下本文。

前回で素体が完成したので今回は髪の毛や服などキャラを特徴付ける要素を作っていきましょう。


髪の毛

髪の毛を作るときは、前、両サイド、後ろの3パーツに分けると作りやすいかと思います。 先ずは正面図を参考に前髪を作っていきます、 今回は平面のメッシュを押し出し(Eキー)で伸ばしていくやり方で作ったのですが、 カーブオブジェクトからメッシュに変換する方法もあるらしく、 次回はそちらの方法でやってみたいと思います。


髪の毛厚み付け

前髪の形状がある程度出来たら厚み付けを行います。 今回は図のようにループカット(CTRL + R)で房の中心に辺を作り厚みをつけたのですが、 なかなか綺麗に作るのが難しい&裏面を作るのが手間だったので、 厚み付けモディファイアを使った方が楽かと思いました。


後ろ髪、サイド

これからモデルを作ろうとしている皆様にお伝えしておきたいのですが

キャラの髪型はしっかり理解しておいてください

「何言ってんだコイツ、髪型なんて理解してるに決まってるだろ・・・」 とお思いの方もいるかも知れません・・・が!

理解してませんでした

下の図の髪の毛を見ていただくとちょくちょくハネてたりうねうねしている所があるかと思いますが、 いざモデリングすると「正面と横から見たときの整合性が全然取れてない・・・」とか「 これどういう立体なんだ・・・」みたいな感じにずっとなっていました。 もうなんかひたすら「頑張った」という記憶しかないです。

三面図

皆さんも私みたいにならないように気をつけて下さい。


衣服

今回作ったモデルの衣装は、袖無しセーラー服をベースに、スカートを二段にしたものを作りました。 あとはアクセントとして、服の白+青との対比になる赤いネクタイを着けました。下の画像はイメージ図


スカートの裏

上半身の服については特に注意することはないのですが、スカートを作るときは、 裏面のメッシュを張り忘れないように気を付けましょう。 忘れるとスカートの裏が透けます、透けました。

あと、靴を作るときは 「シュリンクラップ」「厚み付け」モディファイアと言うのを使って足を覆うように作ったのですが、 靴で隠れる足の部分と靴の内側のメッシュは削除しておきましょう。 残しておくと、このあとのウェイトペイント作業の手間が増えるし、 ポリゴン数も無駄に増えてしまいます。

今回はこんな感じです。 ところで有名どころのVurtualYoutuberって袖無し衣装+ニーソックスの方が多いように思えるのですが。 何か理由があるんでしょうかね?

今日はここまで
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